サプリメントの種類や選び方を症状別・目的別にご紹介しています

サプリメントと医薬品の違い

サプリメントと医薬品の違い

サプリメントと医薬品は、混同されがちですが大きな違いがあります。
日本ではサプリメントは食品の部類に入っており、飲む目的や効き目、服用期間や選択の仕方についても医薬品と異なります。より良いサプリメントを選ぶためにも、サプリメントと医薬品の違いを明確にしておきましょう。

飲む目的

  • サプリメントは、不足しがちな栄養を補うことにより、免疫力や自然治癒力を強固にすることにより、病気を予防したり健康を維持・増進するために飲みます。
  • 医薬品は、すでに現れている病的な症状に対してその症状をやわらげたり、病気を治すことを目的に飲みます。

効き目

  • サプリメントは、特定の疾患を治療する効果があるわけではありません。あくまでも健康を維持し病気を予防するためのものであるため、効き目は緩やかです。サプリメントは医薬品ではないので、その効果や効能を表記することはできないことになっています。
  • 医薬品は、効果や効能、効き目を重視し、入念な臨床試験を経て製造されているため、特定の疾病に対して即効性があります。医薬品の使用に関しては医師や薬剤師の指示が必要であり、効果がある反面、副作用を伴うこともあります。医薬品は、その効果・効能を表記することができ、また具体的な服用時期や服用量も表示することができることになっています。


服用期間

  • サプリメントには、特定の服用期間というものはありません。食品と同様に長期的に服用することにより、効果がじわじわとあらわれてきます。
  • 医薬品は、体に何らかの異常があった場合のみ服用するもので、一般に服用期間は短くなっています。高血圧や糖尿病の治療薬のように長期にわたって服用するものもありますが、一時的な病気の場合はその病気が治癒するまでの間が服用期間ということになります。

選び方

  • サプリメントは、健康維持や病気予防を目的に、自分の症状を考慮して個人が自由に選ぶことができます。医師や薬剤師の指示は特に必要としませんが、選択が自由である反面、合わないものを選んでしまった場合は、まったく効き目がない事もあります。
  • 医薬品は、医師や薬剤師が病気をもとに診断し、その疾病に合うものを処方します。医薬品には、医師の処方箋により病院などで出される「医療用医薬品」と、薬剤師のアドバイスをもとに、薬局や薬店で購入できる「一般用医薬品」とがあります。



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